N.K.

顧客との協議で顕在化していない課題を察知し、
解決提案を図ることで信頼を深めている

profile

  • 職種名

    開発

  • 入社

    2021年入社

  • 部署 / 役職

    法人分野 第一法人担当 / 主任

 
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    1年目

    世界的自動車部品メーカーの製造技能評価システムの小案件の開発

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    2年目

    いくつかの製造業メーカーのシステム改修や、ローコード開発の設計・開発を担当

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    3年目

    世界的自動車部品メーカーの生産状況稼働管理システムのIoTプラットフォームを他工場に展開するプロジェクトのリーダーを担当

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    現在

    サブリーダーとして世界的自動車部品メーカーの原価およびCO2排出量の算出を目指したシステムの要件定義工程を担当

※掲載内容は取材当時のものです(2024年10月)

仕事のミッション

世界的自動車部品メーカーの重要システムの最上流工程を担う

入社以来、東海エリアに本社を置く世界的な自動車部品メーカーを中心に、さまざまなシステムの開発を担当してきました。現在もTier1と呼ばれる、完成車メーカーに直接自社製品を供給する大手製造業メーカーを顧客に、システム構築の最上流工程である要件定義を任されています。構築するシステムの仕様を決定づける重要業務であることから、お客様とひたすら協議を進めて要件を整理しています。その中で課題が噴出すると、それを解消するために整理してまた協議を行う、それを繰り返す日々です。そうして整理した要件を自社や協力会社のチームメンバーと議論しながら並行して検証用のシステムに落とし込む作業を進めています。

仕事のやりがい・おもしろさ

顧客の気づかない課題を察知することで、信頼を高められる

現在の担当プロジェクトは、原価およびCO2排出量の部品ごとの算出を目指した管理システムの構築です。業務要件を決めていく中で、段々とお客様の業務への理解が深まります。そうした中で、お客様自身も気づいていない潜在的な課題を見つけることにやりがいを感じています。カーボンニュートラル社会が進む中、モノの製造によるCO2排出量を正確に算出することは企業にとって重要課題です。お客様とお酒の席でお話した際に、「我々も気づいていなかった、廃棄物のCO2排出量の計算式の考え方を提示してくれたのは助かった」という言葉を頂いた時は、お客様と共創していく意義の大きさを実感することができました。

仕事を通して成長したと思ったことは?

突然プロジェクトリーダーを任されたが何とか全体を取りまとめた

現在のプロジェクトを担当する前は、同じ企業様の別案件を担っていました。それは、工場IoTによる生産稼働状況監視システムを、顧客の別工場に横展開していくというミッションでした。ところが配属されて突然、先輩社員の代わりにチームリーダーのポジションを任されたのです。まだ入社3年目の段階で、案件に関して右も左も分からない状態でチームを取りまとめていかなければいけない状況でした。初めて自分が主担当としてお客様との接点を担うプロジェクトのフロントに立ち、4〜5社の協業ベンダーを含めプロジェクト全体の進行マネジメントを担いました。チーム一丸となって必死に頑張った結果、何とか納期どおりに本番リリースすることができ、やり遂げた時は大きな自信になりました。

今後の挑戦・キャリアについて

IoTの進化を引き寄せるプロジェクトで社会の発展に寄与したい

工場設備に設置されたセンサーからデータを集めてシステムに連携する工場IoTの仕組みを駆使し、お客様のビジネスに大きく寄与できることを目指す開発案件に、チームリーダーとして挑戦したいと考えています。大量かつ有用なデータを溜めるようなIoTシステムの要は「データをうまく使えるかどうか」にかかっています。目的に適ったシステムが構築できるよう、技術的に高いハードルを何度も乗り越えて、データを駆使するシステムの進化に深く関わることで、お客様と共により良い未来を切り開いていくエンジニアになりたいですね。

仕事において大切にしている価値観やこだわり、信念

嘘をつかないこと。強がらないこと。これはシステム開発のプロジェクトを円滑に進めるには重要だと思っていることで、私自身が最も気をつけていることです。心配事や危機を上司やリーダーに知らせなかったり、目の前の面倒を避けてメンバーやお客様に対して誤魔化したりすると、より大きな問題になって返ってくるからです。反対にリーダーの立場としてはメンバーの本当の心情をキャッチする力が必要であるとも考えています。

 
  • 学生時代について

    研究室の活動の中で、学生メンバー5人で構成された模擬人工衛星の開発プロジェクトにおいてリーダーを任されました。米国のコンテストで2メートル程度のロケットに我々の衛星を入れて打ち上げるのですが、その衛星を制御するシステムの設計を真剣に行う中で、システム開発がしたいと思うようになりました。中でも特にお客様の課題を解決し喜ばれるようなシステム開発をする仕事がしたいと思うようになりSIerを目指しました。

  • 入社の決め手は?

    参加した夏のインターンで交流した先輩社員たちの誰もが優しく明るくて、活気にあふれていたのが印象的で、それが決め手になりました。工学部の機械系出身ということもあり、製造業のお客様を相手にシステム開発ができればいいなと思っていたので、製造業が盛んな東海地方に拠点を置くところにも魅力を感じました。

  • NTTデータ東海のここが好き!

    勤務時間は、コアタイムなどの原則のルールはあるにせよ何時から何時まで働かないといけないといった絶対的な拘束がありません。フレックスタイム制により、朝から対面での打合せさえ無ければ毎日の始業時間も自分次第。服装もラフで良く、気分次第でテレワークも可能です。その上さらに、上司や先輩にも遠慮なく自分の意見が言える風土が居心地の良さになっています。

  • 学生へのメッセージ

    当社は、システムインテグレータとして東海地方に根ざしたお客様向けのシステム開発がしたいと考えている方にはぴったりの会社です!働き方も自由で、福利厚生も充実しており、何より周りの社員がいい人ばかりです。ぜひ選択肢として考えてみてください。一緒に働けることを待っています!

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